春の宴会コースより、能登豚の西京焼きを紹介します。
能登の自然が育む健康豚
石川県の能登半島は、「能登の里山里海」として世界農業遺産に登録されています。
いまも、日本の原風景ともいえるような自然が残り、素朴で美しい景観が楽しめる地域です。
ここでのびのびと育てられたのが能登豚です。
能登半島に点在するたった13軒の養豚農家だけが育成をしており、飼料や食肉の格付けについての厳格な規定が守られています。
また、精肉工程においても厳しい衛生管理が義務付けられているなど、こだわりが詰まった食材です。
うま味と甘味、また栄養もたっぷりの、石川県が誇るブランド豚です。
この能登豚は、そのほとんどが石川県内で消費されているため、他の地域では入手が困難とされています。
金沢で味わえる素晴らしい贅沢の一つと言えるでしょう。
素材の旨味を引き出す、時間をかけた下拵え
このこだわり食材を、手間と時間をかけて最高の味わいに引き立てるのが、西京串焼きです。
能登豚のロースを西京味噌に着けて一晩寝かせ、丁寧に一本ずつ手作業で串を打ち焼き上げた一品です。
甘味とコクのある西京味噌は、丸一日かけて豚肉にしっかり浸透します。中にまで味がしみ込んでいるため、口の中で豊かに味わいが広がります。
また味噌に含まれる酵素は、肉質を柔らかくジューシーにしてくれる効果もあり、能登豚の魅力をさらに引き立ててくれます。
職人が一本ずつ丁寧に焼き上げることで、味噌がこんがりと焼けた香ばしさが加わり、うま味と甘味も最高に引き出されます。まさに心に残る味わいです。
さらにひと手間加えて、魅力的な一皿に
醍庵では、さらに一工夫を加え、手づくりの柑橘系のソースを添えています。
西京味噌と柑橘は甘味やうま味といった共通の味わいを持ちながら、一方でコクのある味噌とさっぱりした香りといった、お互い補い合う特徴を持っています。
そのままでも十分美味しい串焼きですが、ソースを絡めることで、さらに爽やかな味わいを楽しめます。
付け合わせのお野菜も、一つずつ丁寧に、お出しする直前に素揚げしたものです。
石川県の地元の食材にこだわった味わいを、ぜひお楽しみください。
醍庵は旬の食材と丁寧な手仕事にこだわっています。
《この料理を楽しめる宴会コース》
【和庵(なごみあん)】飲み放題付(120分‧スタンダードプラン)7品 / 5,500円 (税込)≫詳細はこちら
【囲庵(かこみあん)】飲み放題付(120分・スタンダードプラン)コミコミコース8品 / 6,500円 (税込)≫詳細はこちら